最近新聞からの記事が多いですが、今日も同じような話題です。
気になるニュースが多いものでどうしても書きたくなります。
6月27日の北海道新聞によると、釧路市学校給食会は未払い分の給食費8万5632円の支払いに応じない一世帯について、保護者の給料から5万2096円を差し押さえたそうです。
北海道教育委員会によると、道内で差し押さえを実施した例は聞いたことがないとのこと。
学校給食会では、今回の一世帯を含む悪質(経済的には払えるのに問い合わせを無視するなど)な三世帯について釧路地裁に5月に申し立てを行い、一世帯はすぐに支払い、もう一世帯の勤務先は差し押さえを拒否しているとのこと。
うーん、びっくりしました。
なにに驚いたかというと、今まで差し押さえなどしていなかったという事実です。
差し押さえをしなかったということは、払わない人は全員がそのまま払わないですんでいたということです。
高校で働いている知人が「高校の授業料などを払わない保護者は、小学校の給食費などを払わなくても今までなにもされなかったから払わなくてもどうせ平気だと思っている」といっていました。差し押さえとかされない人もいるんだなぁと思っていましたが、全然やっていなかったとは驚きです。
払わなくてもなにもされないなら、払わないでいいと思う人がいるのは当然ですよね。
いろいろ大変だとは思いますが、担当職員の方にはきちんと対処して欲しいと思います。
ただ、「学校給食会」ってなんなんでしょう?
釧路市のサイトを見ても、とくに記載されていません。
私は釧路市の担当部署か教育委員会が担当していると思っていたのですが、そんなよくわからない会が担当していることもちょっと問題なのではないでしょうか。
ちなみに私は、根本的には小学校の給食は無償(つまり税金から出す)にすべきだと考えています。
「義務教育は無償」と憲法で定められているからです。
この意見を言うと「財源はどうするのか」と聞かれるんですが、無駄な道路工事を数%減らせば小学生全員の給食費くらいすぐ出せると思います。
諸外国と比較すれば、日本が教育に出している税金は数分の1、道路に出している税金は数倍とよく言われます。日本は教育に金を使わなすぎです。(その分、家計から教育にお金をかけています)
そんな理由で給食費を払わない保護者もいるようですが、現行の法律では給食費は保護者が払うことになっているのですから、それを理由に払わないのは違法です。
釧路の話題からずれてしまいましたが、あまりにも驚いたのでちょっと長く書かせていただきました。
ちなみに私は特定の支持政党などがあるわけではありません。
posted by naka_i at 01:28|
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